❖ 水耕栽培を用いて、天候の影響を受けずに通年で麦スプラウトを生産するシステムを開発し、販売します ❖ 小麦だけでなく、大麦等の麦類の種子を用いて生牧草を生産できます。稲苗も生産できます。 |
これまで牧草生産は、牧草地での露地栽培で行われてきました。 しかし露地栽培は、 ・天候の影響を避けられず、天候異変、台風等の災害は牧草の収量に大きな影響を与えます。 ・広大な牧草地が必要です。 ・広大な牧草地のメンテナンスには莫大な費用と農労働が必要です。 |
❖ 本システムは、年間780トンの生牧草(麦スプラウト)を生産できます。 ❖ 動物への給餌に休みはありません。 本システムは、7段の栽培層を持ち、毎日収穫する事が出来ます。 全層同時に播種すれば、7日後に全層同時に収穫する事ができます。 ❖ 現在の水耕栽培はほとんどの場合、小型パレットを用いているが、 本システムは、幅2.1mx長さ18mの1枚のベルトの上で栽培します。 ❖ パレットで生産する場合、生産量が増す度に大量のパレットが必要になり、管理も煩雑になります。 ❖ 本システムは、種子の播種から収穫までの給水量、LED点灯時間等を全自動運転で行います。 収穫した生牧草は、裁断し、搬出するので農労働を軽減できます。 ❖ 環境に悪影響を与える資材は使用していません。 |
❖ 農労働を軽減できます。 ❖ 室内生産の為、天候の影響を受けない、安定した生産が可能です。 ❖ 旱魃が起こっても生牧草生産システムは安定した生牧草生産が可能です。 ❖ 寒冷地、熱帯、砂漠等、畜産に向かない地域での畜産、酪農を可能にします。 |
・本システムは、農水省が新しい良い飼料と期待する牧草よりも栄養価が高い麦スプラウトの通年、安定生産を可能にする我国初のシステムです。 ・本システムは天候や災害の影響を受けない為、通年で生牧草(麦スプラウト)を安定生産できます。 |
競合状況: | 国外には数社類似した生牧草生産システムがネット上で散見されますがほとんどはプランタを用いた小規模システムです。国内には競合はありません。 |
飼料問題解決の新しい手段: | 輸入飼料は、価格も供給量も安定しません。今後、ますます輸入は困難になります。 本システムは、栄養価の高い麦スプラウトを天候の影響を受けずに通年生産して国産飼料増産を可能にします。 |
栽培する生牧草(麦スプラウト): | 牛、馬等に給餌される飼料は、粗飼料と濃厚飼料に大別されます。生牧草 、サイレージ 乾草わらは粗飼料です。麦スプラウトも粗飼料の一種ですが、 平均的なTDN(可消化養分総量)は83.5%です。ちなみに乾草8品目の平均TDNは51.7%です。(米国のデータによる) 反芻家畜にとって粗飼料は 反芻胃 の機能を維持するために不可欠です。本システムで生産する飼料は、麦スプラウトと栄養豊富な根を一緒に給餌する粗飼料です。 |
新しい安定供給可能な飼料: | 給餌方法は、目的に応じて数種の異なる飼料を混ぜて給餌します。 TMRセンター(Total Mixed Rationセンター)は、乳牛や肉牛の養分要求量に合わせて、粗飼料、濃厚飼料、ミネラル、ビタミン等を混合した飼料を生産します。 麦スプラウトは高栄養価で安定供給が可能である為、主要な飼料として定着します。 |